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銭湯や温泉のお湯は汚い?レジオネラ菌感染の怖い話

銭湯や温泉のお湯って汚いイメージが
あるのですが、
やはり綺麗とは言い難いみたいです。

そこにはレジオネラ菌という、
怪獣みたいな名前の菌が繁殖している可能性があります。

健康であればあまり感染の
問題がないとされる
レジオネラ菌ですが、
抵抗力の弱い子供やお年寄り
感染する可能性があります。

家庭でも加湿器24時間風呂
レジオネラ菌の感染源になる可能性があります。

今日はそんなレジオネラドン、
じゃなくてレジオネラ菌について
わかり易くまとめました。

ご家族を守る対策にぜひ役立てて下さい。


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レジオネラ菌はどんな菌?


レジオネラ菌
普段から自然界に存在しています。
レジオネラ属菌という真性細菌の総称で、
その数も何と46種類以上もあります。

レジオネラ菌は普通に人の体に
くっついてくるので、
銭湯や温泉の浴場・浴槽に持ち込まれます。

レジオネラ菌はアメーバなどの原生動物に寄生したり、
バイオフィルムという生物膜(=ヌメリの正体)の中に入り込んで、
周りの環境から守られながら増殖していきます。


銭湯、温泉などの公衆浴場や入浴施設では、
水循環装置を利用している為、
レジオネラ菌が循環と繁殖をくり返しています。

循環式浴槽の入浴施設では、塩素消毒を行っているのに、
なぜ、レジオネラ菌は死滅しないのでしょうか??

それは。。。

レジオネラ菌は寄生しているアメーバやバイオフィルムに守られていて、
塩素がレジオネラ菌にまでなかなか届かないからです。

また、複雑なパイプのつなぎ等の場合、
パイプ内等で塩素消毒が届かない箇所があったりします。

何と 恐ろしき パワフル レジオネラ菌!
やはり名のごとく怪獣並のパワー!


   銭湯 レジオネラ菌が危険?
  

レジオネラの感染症状は?


レジオネラ感染症として
主に知られるのは
レジオネラ肺炎ポンティアック熱です。

特にレジオネラ肺炎は死亡率も
15〜30%と高く、
抵抗力の低い幼児高齢者
特に注意が必要です。



レジオネラ肺炎
潜伏期間: 2〜10日

症状: 
頭痛、食欲不振、筋肉痛、咳、
高熱(38度以上)、悪寒、胸部痛み、
呼吸困難、下痢、意識障害

特徴: 
進行が早く、死亡率も15〜30%と高い


ポンティアック熱
潜伏期間: 1〜2日

症状: 発熱、倦怠感、頭痛、咳

特徴:
発病率が95%と高く、
集団感染でないとわかりにくく、
軽度で回復に数日かかる



レジオネラ菌の感染源チェック


水循環装置を利用している、銭湯温泉などの公衆浴場では、
レジオネラ菌汚染の可能性があります。

循環装置で水がろ過され、
ゴミやアカなどは取り除かれますが、
この時レジオネラ菌は取り除かれず、
繁殖しながら循環されています。

また、泡風呂(ジャグジー)、人口滝、シャワーヘッド
汚染されている可能性があります。


エアロゾル(微小な水滴)を作り出し、
その中にレジオネラ菌が入れば、
私達の気道を通って
感染する可能性があります。

噴水のエアロゾルも
レジオネラ菌汚染されていれば、
感染源となり得ます。


循環水を利用する空調設備の場合、
循環水がレジオネラ菌汚染されていると大変です。
汚染された空気を吸ったら感染する可能性があります。

車のエアーフィルターから
レジオネラ菌が感染した症例もあるくらいです。


そして、忘れてはならないのが、
超音波式加湿器です。

水を加熱せず、
超音波を使ってミストを作る為、
水中のレジオネラ菌をはじめとする菌が
殺されないまま
空気中にばらまかれてしまいます。

超音波式加湿器が危険とは聞いていましたが、
レジオネラ菌がその正体だったんですね。


また、ビルの屋上に建っている冷却等(クーリングタワー)からも
レジオネラ菌が放出されている可能性が多いにあります。


実際、レジオネラ菌が発見されたのは、
1976年にアメリカでホテルの冷却等から
菌が放出され、221名が感染、29名が死亡したからです。
(後に、この菌がレジオネラ菌と名付けられました。)

その後も、
165人が感染、10名が死亡した
レジオネラ菌感染の症例があります。

恐ろしい事に、実態調査によると
70〜80%の冷却等から
レジオネラ菌が検出されています。

冷却等からの感染は規模も大きく、
一個人で防ぐ事が難しいので、
今後も国や自治体が
きちんと取り締まって欲しいですね。


  レジオネラ菌 温泉や銭湯は危険


レジオネラ菌対策と死滅法


レジオネラ菌は20〜50度で繁殖し、
60度以上の環境には
5分以上は生存できません。


給湯設備の温度を60度以上に保持し、
お湯を使う時に水道水を混ぜる事で、
レジオネラの繁殖を阻止できます。

しかし、公共浴場などでは、
省エネ&コスト削減のせいで、
給湯温度を下げる場合が多く、
レジオネラ汚染に繋がってしまいます。

入浴施設では、高濃度の塩素消毒によって、
レジオネラ菌死滅をはかっていますが、
レジオネラ菌はバイオフィルムによって
保護されているため、
なかなか死滅しません。

実際のところレジオネラ菌対策で
多く施設が悪戦苦闘しています。


厚生労働省の対応

レジオネラ感染症は1976年に
初めて報告されましたが、
日本では2003年に感染症法による
四類全数把握疾患(4類感染症)に
分類され、全数報告の対象となりました。

これにより、
レジオネラ感染を診断した医師は、
保健所に届けでる必要があり、
汚染施設の行政処置が
行われるようになっています。


厚生労働省のホームページには、
『旅館・公衆浴場等におけるレジオネラ症防止対策』
が事細かく説明されています。
興味のある方はこちらです。


家族を守るレジオネラ菌対策


レジオネラ菌怖さ繁殖力を知ると、
幼い我が子や病気の家族などをどうやって守ったら良いのか気になりますね。

こちらに気をつける点をまとめてみました。

◆ 入浴施設(特に温泉)を選ぶ時

循環装置のところより
掛け流しのところを選ぶ。
(しかし、掛け流しの施設でも
レジオネラ菌汚染が確認されています。)

泡風呂(ジャグジー)等の
エアロゾルを作り出す装置がないところを選ぶ。

源泉温度が60度以上だと好ましい。


◆ 家庭でのレジオネラ対策

水道水は塩素消毒が義務づけられていて、
レジオネラに汚染されている事は
あまりありません。

家庭で気をつけた方がよいのは。。。

• 加湿器(特に超音波式加湿器)
家庭で問題になり易いのは加湿器です。

特に超音波式は、水を加熱せずにミストにする為
タンク内にレジオネラが繁殖していると、
空気中にばらまいてしまいます。

加湿器は超音波式に限らず、
長期間水を溜めないようにしたり、
説明書にあるように、
タンクの内面を洗浄して
清潔に保ちましょう。


• 24時間風呂
同じ湯を循環して使う「24時間風呂」
公共浴場と同様、循環式浴槽は
レジオネラ菌を繁殖させています。

水道代が安く、浴槽掃除の手間が
省けるのが売りですが、
実際、電気代はかかっていますね。

何より、体力や免疫力が下がっていれば、
子供や高齢者だけでなく、
大人でもレジオネラを初めとする、
雑菌感染の危険性があります。

この際、24時間風呂の使用を
考え直すのはどうでしょうか?




レジオネラ菌の治療法&治療薬


レジオネラ菌は細胞内寄生細菌なので、
細胞へ移行する抗菌薬で治療を行います。
ニューキノロン、マクロライド、
エリスロマイシン、リファンピシンなどがあります。

適切な治療が行われれば、致死率は7%くらいですが、
有効な抗菌薬を投与しないと、致死率は60〜70%と高くなり、
7日以内に死亡の可能性があります。


あとがき


レジオネラ菌、怖いですね。。。

今まで何気なく近寄っていた、循環型であろう噴水などを
見る目がかわってきました。

ご家庭で、少しでも思い当たる節があれば、早速、改善しましょう。

抵抗力が弱い幼児や高齢者を連れての温泉旅行の場所選びも慎重になりますね。

(個人的には、そんな危険をおかして公共浴場に行かなくても
良いかなぁと思っています^^)

昔からプールのヌメリとか嫌いだったのですが、
嫌悪感に身を守られていたのかもしれないです。

今回調べた事を通じて、
加湿器のメンテ等は手を抜かない様にと肝にめんじてる次第ですw


最後まで読んで頂きありがとうございます。
ブックマークしてシェアーして頂けたら嬉しいです!

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