感染性胃腸炎を消毒!二次感染の防ぎ方とウイルス失活化。

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感染性胃腸炎

と言えば、ノロウイルスやロタウイルスが有名ですね。

今日は、ノロウイルスとロタウイルスに焦点をしぼり、
二次感染の防ぎ方、そして
ウイルスを失活化させる方法
についてまとめました。

備えあれば憂い無し

感染性胃腸炎は防ぎきれないかもしれませんが、
知識を高め、必要品を揃える事で、感染した時にパニックになるのを防ぎ、
落ち着いた対応が出来ると思います。

   マスクで菌対策

二次感染の防ぎ方

ノロウイルスやロタウイルス感染者の嘔吐物、排泄物を片付ける際には、充分な注意が必要です。

菌はとてもパワフルで少数のウイルスが体に侵入しただけでも感染や発病します。

ほんのわずかなふん便や嘔吐物でも、
ウイルス粒子が乾燥すると、空気中に飛んで空気感染します。

行動チェックリスト

• 使い捨てマスクを着用。 → 空気感染、飛沫感染を防ぎます。

• ビニール手袋をつける。 → 着用前後の手洗いも忘れずに。

• 食品を取り扱う前、トイレの後には必ず手を洗う。

• 石けんとブラシを使って、暖かい流水でしっかり洗う。(30秒はゴシゴシ)
  → 指先、指股、手のしわも忘れずに!

• 手を拭く時はペーパータオルかキレイなタオルで。 
  → 使い捨て出来るのでペーパータオルがお勧めです。

• あれば消毒剤で手を消毒。

• あれば空気中も赤ちゃんに安全な消毒スプレーを空気中にスプレー。

   石けん

ノロウイルス・ロタウイルスを失活化させる方法

1)塩素系の漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)が効果的

調理器具等は洗剤で洗った後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)で
浸すように拭く事で、ウイルスを失活化出来ます。

食器、まな板、布巾、タオル、リネン等も塩素系の漂白剤での消毒が有効です。
洗濯物であれば、高温乾燥をすると、さらに殺菌効果が高まります。

次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食しますので、
ドアノブ等の消毒の後にはしっかり拭き取りましょう。

2)熱湯消毒も効果的

包丁、食器、布巾、タオルを85度以上の熱湯
1分以上加熱するのも、ノロウイルスを失活化させる効果的な方法です。

 菌 バイバイ

買い物リスト

上に書いた行動リストに必要なノロウイルス・ロタウイルス対策として揃えておきたい物です。

1。使い捨てのマスク
2。使い捨てビニール手袋
3。手洗い用ブラシ
4。ペーパータオル
5。塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム。ハイターやドメスト等)
6。消毒剤

赤ちゃんにも安全な弱酸性水の消毒剤。
何と、うがいまで出来ます★

塩素系漂白剤の安全性が気になる人にお勧めですね。
99.9%の殺菌力であらゆる菌に効果的というから凄いです!

万が一に備え、これらを揃えておくと、
子供や自分がノロウイルスやロタウイルスで苦しい状況の時にあわてて買いに走らず済みます。

幼児、子供、お年寄り、抵抗力の弱い人は、
感染すると特に大変ですので、普段から手洗いと消毒をこまめにする事で、
感染性胃腸炎予防になります。

でも、恐ろしい事に、外食先で料理人やウエイターが感染していて、
食べ物から移るという可能性もありますので、
完全に防ぎきれない場合もあります。

また、ノロウイルスに対する予防接種はまだ開発されていません。

生命力の強いノロウイルス、ロタウイルス感染症胃腸炎。
こちらの記事が少しでもお役に立てたらと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
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