冬至
は実は世界中で祝われています。
この日の夜が一年で最も長い日。少し神秘的な日。
人間は生まれた場所や文化が違っても、
地球の変化等に同じ様に反応しているのがわかります。
日本では冬至をどの様に祝ってきたのでしょうか。
日本の冬至の行事は、家族で楽しめ、
心暖まる素敵な行事が盛り沢山です。
お料理をしたり、お風呂に入りながら、
冬至について説明してみてはどうでしょうか。
冬至の意味、由来はこちらに書いてます。
↓ ↓
冬至ってな〜に?親子で学ぶ冬至の意味・四字熟語・世界の冬至
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「ん」のつく食べ物をたべる
にんじん、れんこん、だいこん、こんにゃく、
なんきん(かぼちゃ)、ぎんなん、きんかん。
「ん」は「いろはにほへと」最後なので物事の終わりとかけ、
「一陽来復」の願いが込められています。
*【一陽来復】については前の記事に書いてます。親子で学ぶ当冬至の話。
また「ん」のつく食べ物は『運盛り』(=「ん」盛り)何だそうです。
普段、しりとりでは絶対禁句の食べ物ばかりですが(笑)、
冬至にはその言葉の響きも楽しみながら、料理をしてみると良いですね。
この際、「ん」がつく言葉をもっと探して、運を呼び込みましょう!
まだ小さいお子さんでも、楽しいことば遊びとして楽しめると思います。
冬至と言えば、南瓜(かぼちゃ)
かぼちゃは夏に採れますが、長期保存出来るので、冬至の時の食卓に出てきます。
「なんきん」と呼ぶ事で、運盛りをも意味しています。
また、北から南、つまり陰から陽へ向かうという意味も込められているそうです。
栄養的にもバツグンのかぼちゃ。
昔か中風(脳卒中)や風邪予防に効くとも言われていました。
ビタミンAやカロチンが豊富で
寒い冬に負けない体を作るのに最適な食材です。
冬至かぼちゃは家庭料理として冬至に食べられてる、
小豆とかぼちゃの煮物です。
いとこ煮とも言いますが、その由来は、
硬いものをおいおい(甥)入れて めいめい(姪)炊き込んでいく
からだそうです。
(かぼちゃと小豆の品種が近いとかではありません ^^)
そんな冬至かぼちゃは私の大好きな一品でもあります。
ゆず湯でお清めしよう
昔は、毎日お風呂に入らなかったので、
お風呂には体を清めるという特別な意味がありました。
お風呂に入る事は、
運を呼びこむ前に体を清め、厄払いするための禊(みそぎ)
だったそうです。
ゆずの香りのお風呂で邪気払いをして身を清め、
「一陽来復」の運を呼び込むという、ひとつの儀式だったんですね。
また、ゆずには血行促進、美肌効果、リラックス効果と
元気になる為の要素がいっぱいつまっているので、寒い冬を乗り切るのに最適です。
冬至と湯治(とうじ)をかけていると言うダジャレ説もあるのですが、
これもまんざらウソでもなさそうです。
ヒグマにゆず湯をプレゼントしたらどんな反応だと思いますか?
見ている私の方が和んでしまいました♪
ゆず湯を親子で楽しもう♪
まるごとも良し。切るも良し。包むも良し。
お風呂にゆずをぷかぷか浮かべて入るだけなので簡単です。
私の母は種や身の掃除が大変なので、ガーゼに包んで入れています。
それをお風呂に入りながら、絞ってみたり、匂いを嗅いだり、
肌にこすりつけてツルツル感を楽しみます。
ゆずこそ日本のアロマセラピー代表格ではないでしょうか。
本当、心底暖まってリラックス出来ます。
アメリカでは柚子が手に入らないので(もしかして日本食品店に少しは出回るのかもしれないですが。。。)、
ゆずエッセンシャルオイル(もちろん日本の物)で香りだけのお風呂を時々します。
日本を想って、ゆず湯に入ると、ホームシックも少し解消です。笑
★
余談ですが、日本でかつて流行った「料理の鉄人」が、
アメリカでは今頃大人気なのですが、
そのアイアンシェフ・アメリカ(アメリカで独自に作った版)でも、
「YUZU」っと言って、あの柚子を調味料で使うシェフも出てきました。
柚子を使うと、料理が日本らしい風味となりますが、
地球の反対側でもYUZUと言う名で名をあげています。
ゆず湯が世界で有名になる日は来ないかもしれないですが、
日本人の血を引いた我が息子には、ぜひ教えたいです。
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