顎関節症
顎が痛いと食べ物を思うように
食べられなかったりして辛いですよね。
私もかれこれ20代前半から顎関節症と生きて来たのですが、
ここ最近になって、やっとどうやって悪化させないかの知恵が
少しつきました。
おかげで痛くって、少し腫れていた顎の痛みも治まり、
今まで通り、「時々音が鳴る」状態と開け難さに戻りました。
顎関節症の治療法は、まだあまり進んでいないので、
多くの方は顎関節症と長い間生活して行く事になるでしょう。
というわけで、顎関節症と共に生活するのに役立つ気をつける点を
私の経験をもとにまとめてみたいと思います。
顎関節症とは
簡単に言って、顎の関節や顎の回りの筋肉に不快や痛みを感じる、
又は音が鳴る等の病状を総称して顎関節症と呼んでいます。
人によって症状や痛みは様々ですが、
20~30代の女性に多いのが特徴で、
ストレス等に密接に関わっているとされていますが、
その原因はまだはっきりとわかっていません。
噛み合わせに問題がある人が、ストレス等から
夜寝ている間に歯軋り、噛みしめ、くいしばりをしていると、
顎の筋肉等に負担がかかり、痛みとなって現れるというのが
多くの人のケースの様です。(自分はそうです。)
顎関節症の主な症状は?
◆ 口が思うようにあかない
◆ 食べ物を噛んでいると顎が鳴る
◆ 顎関節が痛い
等です。
私は 歯科治療の最中に顎が固まった事もあります。
更には、
◆ 朝起きた時から顎が痛い
◆ 耳の下の辺りが痛い
◆ 骨の周りが腫れている
等はまさに顎関節症のサインです。
【体験記】私の場合
私は20代前半から時々口を開ける時に、右側の顎がスムーズにあかなかったり、
カクッっと音が鳴るようになりました。
矯正歯科医や口腔外科医にも見て貰ったのですが、
「顎関節症(TMJ)」と言われました。
その頃、夜に自分が歯軋りや歯をくいしばっている事に気づきました。
(何故かお酒を飲んだ時は更にくいしばっている様でした。笑)
歯科医でも、歯や歯の詰め物の上部が平たくなっている事から、
夜の間に歯軋りかくいしばりの後があると言われました。
歯科医には、もし顎の痛みが気になるなら寝るときに
マウスピースを寝るときに付けると良いと進められました。
(結局、色々な理由から今日までマウスピースは作っていません。)
右を向いて寝るのが癖だったのですが、
寝ていた状態の噛み合わせは下顎が右側にずれていました。
そして、つい最近ですが、
口を開ける度に右顎がカックンカックン鳴る様になり、
右顎の痛みが続くようになってしまいました。
それなのに、のんきに硬い物などを普通に食べ、
音がどういう時に鳴るのかをチェックしていたのですが、、、
さすがに、ある日、右顎が腫れている事を感じ、
痛みも酷くなってきたんです。
「何とかせねば!」と色々調べました。
顎関節症ストレッチが良い!
ネット上で色々な顎関節症向けのストレッチが出ていますが、
それらをもとに、自分にとって気持ちよく、痛くないストレッチを考えました。
私の場合は下顎が右側にずれていたので、
私のストレッチは下顎を左側に持って行く動作です。
また、少し出っ歯の傾向にあるので、
下顎を上顎の前に持って行きます。(アイーン体操 笑)
特に顎が固まりそうな時や不快を感じる時にやると、
気持ちよいです。
自分の噛み合わせに反するようにストレッチをしています。
ちまたでは顎関節症体操などと呼ばれていますが、
こちら顎関節ナビ(www.gakukansetu.com)が参考になりました。
顎関節症の人が気をつける事
では、顎関節症の人はどんな点に注意をすれば良いでしょう。
◆ 硬い物をかまない
◆ 痛い方でかまない
◆ 顎が固まりそうな時は無理にあけない
◆ 痛い時はそっとマッサージしてあげる
◆ 顎が固まった時はあせらずに少しづつゆっくり元に戻すようにする
寝るときは特に注意!
◆ リラックスした口と顎を意識して寝る
◆ 横むいて寝ない!
◆ 必要に応じてマウスピースを使用する。
マウスピースは歯医者で個人にあった物を作って貰える
そして、何よりも精神的ストレスを無くす事が一番です。
といっても、それがはっきり何か分からなかったり、
性格的にも無くすことが出来ないから困っているのですが。。。汗
奥歯にだけ装着するタイプなら、
マウスピースの違和感も軽減出来そうですね。
歯型をとる必要もないので、忙しい人も手軽に使用出来ます。
私も欲しいです!
![]() (歯ぎしり用のマウスピース はぎしり 睡眠中 歯圧 吸収 歯医者 歯科医 防止 対策 噛みしめ 噛み… |
医者の種類と保険
顎関節症かな?と思ったら何科にかかるのが良いでしょうか。
顎関節症は歯科(矯正歯科)、口腔外科、形成外科と
色々な医者が治療をしています。
治療法としてはマウスピースを作ったり、
顎関節症を改善するエクササイズなどの指導があったりします。
レントゲンを撮ったり、マウスピースを作るための歯型を取ったりするので、
諸費用がかかります。
保険は適応されている方も沢山います。
事前に医師や受付に相談して、なるべく自己負担額を減らすのが、
賢い受診の仕方ですね。
★
半数近い女性が、何らかの顎の不快感や痛みを経験した事があるそうですが、
女性に多い体の問題って結構ありますね。
自分の顎を知って、顎関節症を悪化させない様に過ごせると良いと願ってます♪
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