果物
は体に良いと知ってはいるものの、
果物を食後のデザートとして食べている人は
多いのではないでしょうか。
実は果物は空腹(食前や食間)に食べないと意味がありません。
つまり。。。
「お腹がすいた〜」
とせがむ子供を無理矢理待たせるより、
果物をちょっと食べさせる方が、
体にも精神にも良いということですね。
さあそんな果物の秘密に、早速迫ってみたいと思います。
• 果物や野菜に含まれる酵素って何?
• 果物の酵素がすごい理由
• 果物を食べるタイミング
• 食物繊維はダイエットの味方
• 果物の果糖の秘密
• 日本人は果物摂取量が少ない!
• あとがき
果物や野菜に含まれる酵素って何?
1。食べ物の消化
2。体の再生
酵素不足になると、酵素は体の再生(新陳代謝)に
優先して利用されてしまう為、
消化の為の酵素が不足し、
消化不良やその他の病気になりやすくなります。
果物の酵素すごい理由
果物にはビタミン等の栄養が沢山含まれていますが、
食べ物の消化を助け、新陳代謝に必要な酵素が沢山含まれています。
酵素は野菜にも含まれていますが、熱に弱い性質の為、
加熱をすると壊れてしまいます。
日本人の食生活から考えると、生野菜から酵素を充分に摂取するには、
相当な量の生野菜サラダを食べる必要があります。
でも、甘くて手軽に食べられるフルーツなら、酵素を採るのに最適です。
英語では
An apple a day keeps the doctor away.
ということわざがあります。
『1日1個のりんごで医者知らず』という意味です。
酵素のパワーの事を考えたら、
毎朝、朝食前にりんごを食べたら、
本当に医者知らずの生活を送れそうですね!
果物を食べるタイミング
◆ 果物を食前に食べるのは◎
酵素は摂取した直ぐ後にその消化効果を発揮します。
空腹に食べた果物は非常に消化が早く、
30分もすると腸に届いてしまいます。
果物を食前約30分くらいに食べるのは、
消化には大変効果的で、その後に食べる
食事の消化を助けます。
消化に良いと言う事はダイエットの味方になりますし、
病気知らずで長生きの健康な人生を送る為に、何よりも大切な事です。
◆ 果物を食後に食べると毒となる
ところが、もし果物を食事の後に食べると、
消化に時間のかかる食べ物に邪魔されて、
酵素は力を発揮出来なくなります。
アルカリ性の果物は胃にとどまると、
酸性の胃酸と中和してしまうので、
胃にある食べ物の消化を妨げます。
果物は胃の中で腐ってしまうと
栄養になるどころか毒となって、
肝臓等の消化器官に悪影響を及ぼします。
食物繊維はダイエットの味方
果物の酵素は消化を促すのでダイエットの味方となりますが、
果物に沢山含まれる食物繊維もダイエットの味方です。
血糖値の急激な上昇により、
細胞に糖が取り込まれ、脂肪となりやすくなります。
しかし、食物繊維を多く含む食べ物は吸収されるのに時間がかかる為
血糖値をゆっくり上げて、脂肪になり難くなるのです♪
もし便秘でダイエットが進んでいないなら、
便秘を治す方法?子供にも老人にも安全な便秘解消生活習慣8か条
も是非読んでみてください。
果物の果糖の秘密
果物は甘いので、ダイエット中の人や子供には与えすぎない様に、
という説明をみかけますが、実はそんなに心配をする必要はありません。
果物に含まれる果糖の性質
果糖(フルクトース)は同じ単糖類であるブドウ糖(グルコース)と比べ、
甘みが強いですが、血糖値をあげにくい事で知られています。
もちろん摂り過ぎは良くないですが、
果糖が含まれるフルーツやハチミツを、
甘いお菓子やケーキ等の代わりに食べる事で
ダイエットの味方になります。
甘いもの好きの人や子供はお菓子ではなく
良く熟れたフルーツを食べれば肥満防止や
健康維持になりますね。
果物を食前か食間に食べるだけで良いのですから
何とも簡単な健康法だと思います♪
日本人は果物摂取量が少ない!
世界的に見て、日本人は果物の摂取量が非常に少ない
のをご存知ですか?
そう言えば、大人がバナナやりんごを持ち歩いて食べる
という光景は、日本にはありませんね。
アメリカでは普通ですし、マンハッタンの街角には
フルーツスタンドがいて、ビジネスマン、ビジネスウーマンが
果物を朝食やスナックに買っています。
アメリカでは、
「子供に果物と野菜は食べたいだけあげて良い」
と小児科医でさえ説明しますが、
日本の育児書等では、
果物を与える場合はりんご1/2個まで等と制限されています。
果物は甘いから太るという理由からの様ですが、
小さいうちに、生の果物を食べる機会を制限する事で
果物を食べる習慣から遠ざけてしまっているように感じます。
日本ではスナックはケーキやせんべい等の菓子類という感覚で、
フルーツは朝食やおやつの一部、または食後のデザート
というイメージが強いのではないでしょうか。
加熱して食べる事も多いので、酵素が壊されている場合が多いのも残念です。
日本の果物は品種改良がすすんでいて、美味しいものが多いですが、
値段も高めなので、お財布が気になるのもわかります。
でも、旬の果物や「訳あり」の見かけが多少劣る果物を選べば、
値段を押さえながらも美味しい果物が手に入ります。
健康への第一歩として、一人暮らしでも、子供が居なくても、
果物を家に常備する習慣を身につけたいですね。
バナナがいつも熟れすぎる人は
バナナの保存方法は?冷蔵庫も使って食べ頃キープ
を読んでバナナを長持ちさせてくださいね。
あとがき
果物の凄さを知って、もっと果物を食べてあげよう!
と思って頂けましたか?
自然の恵み。
果物をガブッと食べて、美味しさが口に広がると、
昔の人はこんな風に自然の恵みを味わっていたんだなぁ
なんて思ってしまいます。
手の混んだ料理やお菓子も美味しいですが、
一日一回は果物をありのまま食べて健康を維持する事を
心がけたいですね!
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