「仏滅に結婚式なんて?!」
と言う前にちょっとまった!
仏滅の事を知れば、そこまで嫌悪する事もないと思うかもしれないですよ。
〜ここでちょっと仏滅クイズ〜
1。仏滅は昔からの日本の伝統である。
2。仏滅は仏教と関係している。
3。仏滅は迷信のひとつである。
このページでは仏滅の意味や由来について見てみます。
クイズの答えです。
答え:1。X 2。X 3。◯
どうでしたか? 1。と 2。は ◯ と思われた方も多いと思います。
それでは、一緒に仏滅の理解を深めましょう。
仏滅とは
仏滅は六曜(ろくよう、りくよう)という暦注※(れきちゅう)のひとつですが
その中で、仏滅は一番凶の日とされています。
もともと「物滅」と書いていました。
その字の通り、全てが虚しい「虚亡」(空しい「空亡」)の事でした。
それが、「仏も滅するような大凶日」という意味に変化し、
「物」→「仏」の当て字に変わって行きました。
しかし、「仏が滅亡するような最悪の日」という解釈もある仏滅も、
別の言い方をすれば「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」ともとらえられ、
大安よりも物事を始めるには良い日という解釈もあります。
※ 暦注とはの暦に記載される日時や方位など、吉凶やその日の運勢などを
非科学的、迷信的に表す事項のことです。
仏滅の由来
仏滅は六曜のひとつですが、この六曜の発祥地は中国とされています。
しかし、暦として、どの時代から確立されたかはあまりわかっていません。
一説では、軍略と立てるのに用いられた等とも言われています。
六曜は6日を一定の周期とし、
先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口という順番で繰り返されます。
もともとは
即吉→共引→周吉→虚亡→泰安→赤口だったそうです。
尚、旧暦の毎月1日の六曜は固定されていて、
1月1日は先勝、2月1日は友引、3月1日は先負、という感じで繰り返されます。
各六曜には吉凶や運勢が定められていて、
その内容も勝負事に関する事や縁起担ぎなものが多い為、
元々は賭場で遊び人や勝負師が用いたものではないかという説もあります。
ここまででも、仏滅についてかなり物知りになったと思いますが、
次に、もっと詳しく、六曜が日本でどの様に広まったか、
仏教と仏滅の関係やお釈迦様はどう思われているか(笑)見ていきますね。
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