昼間のトイレトレーニングも無事終わり
無事おむつとさようなら〜
ではありません!!
実は、夜寝ている間のおしっこを
トイレトレーニングする事は出来ない
と言われています。
ぐっすり寝ている夜は本人の意思ではなく
自然の摂理が作用するんですね。
夜のおむつをどう取るのか
夜のおむつが中々取れない
と心配しているママ&パパに向けて、
我が家の経験談を交え
夜のおしっこの謎をまとめました。
〜目次〜
- 夜のおしっこ3つのヒミツ
- 親としてできること
(6つのヘルプ) - 夜尿症は遺伝する?
- 我が家の経験談
- 困った時は医師に相談
夜のおしっこ3つのヒミツ
夜のおむつが外れる為には、
子供の体が準備出来ている必要があります。
だから焦ってトレーニングするのが逆効果。
では夜のおむつ外しに大切な
3つのヒミツを見ていきましょう。
夜のおむつ外し〜3つのヒミツ
- 抗利尿ホルモン
- 膀胱の成長
- 膀胱と脳の連携プレイ
1.抗利尿ホルモン
まず、夜のおしっこの量を制御してくれる、
抗利尿ホルモンの分泌が大切です。
このホルモンがしっかり分泌されないと、
尿の量が減りません。
脳下垂体後葉から分泌されるホルモンで
おしっこをするのを妨げる働きがある。英語では
Antidiuretic hormone (略 ADH) 。
腎臓で尿が薄まるのを妨げると
いう意味です。
2.膀胱の成長
そして膀胱が
夜の間に作られるおしっこを
十分貯めておけるサイズになっていないと
おしっこは漏れてしまいます。
3.膀胱と脳の連携プレイ
また、膀胱が貯まると同時に
眠りを浅くして本人が目を覚ますという、
膀胱と脳の連携プレイも必要です。
親として出来ること
子供の体の成長を促す事は出来ませんが
それ以外で親として出来る事を
6つのヘルプとしてまとめました。
- 本人のやる気と意識を上げる
- なるべく夜に水分を摂りすぎない
- 怒らない & 叱らない
- 夜はそっとしておく
- 防水おねしょシーツ活用
- 本人のやる気
いつまでに外れたら良いね〜と
やんわり目標を立てる事で、
次第に我が家では成功していきました。
本人にプレッシャーを与えないように
注意をしながら、
少しづつ焦らずに応援しましょう。
そこまで細かく厳しくするのではなく、
寝る前に沢山飲むと
おしっこになってしまう
と言う自然の摂理を教えるのは
プラスになります。
子供が自分で
午前中や昼間に多めに水分を取って、
夜には少な目を心がけられると
良いですね。
あくまでも優しい声かけを。
親の怒りや焦りに、子供は敏感です。
実は、誰よりも本人が一番
気にしていたりするものです。
また、他の兄弟やよその子と比べるのも
タブーです。
寝ている間だからこそ
抗利尿ホルモンが分泌されるます。
無理に起こさないで見守りましょう。
(おねしょが無いように祈りましょう。笑)
仮に漏れても、布団や寝具一式が
お漏らしの洪水被害に遭わないように
怒り半減の工夫をしましょうね。
我が子が大ステップを踏んだのは
本人のやる気でした。
以下の経験談もお見逃しなく。
夜尿症は遺伝する?
夜におむつなかなか取れない場合は、
夜尿症と診断される事もあり、
遺伝的要素があると考えらています。
抗利尿ホルモン、膀胱の成長、
膀胱と脳の連携プレイはどれも
体の成長に大きく左右されるからですね。
両親が夜尿症の症状があった場合には、
子供への遺伝確率が78%と
かなり高いようです。
我が家も医師から両親が夜尿症だったかを
聞かれました。
我が家の経験談
昼間のおむつは、
こちらの記事にもあるように、
はだかんぼおむつはずしで3日間で外れました。
2歳児トイレトレーニング進め方〜3日でおむつはずし成功!
ところが、夜のおむつ(トレーニングパンツ)が
取れたのは7歳半頃。
実はまだついのこの前です。
息子との約束は
1週間ずっとトレパンが濡れていなかったら、
もうつけなくてもいい
でしたが、
週の半分はトレパンが濡れ続けていました。
だから、ずーっと外せず。。。
そんな7歳のある時革命が起こります!
暫くの間、いとこ達と過ごす予定が出来たんです。
そうしたら不思議や不思議。
念願のトレパン ドライウィークが訪れました!
やったね!!
あれから半年以上経ちましたが、
ここ最近、夜の間にちょっとだけパンツにおしっこが出て、
ハッとして目が覚める事があったりします。
夜、水分を摂りすぎて、
ズボンまで濡れた事もありますが、
抗利尿ホルモンが作用して、
おしっこの量は以前よりずっと少ない感じです。
ただ、まだ脳との連携が大人の様に
完全でないのかなと感じています。
ここまで成長したので、後ちょっとの辛抱。
臭い洗濯ともまだ戦闘中。
まだ防水おねしょシーツは手放せません。
でも、夜一人で起きてトイレを済ませて、
また寝に戻る日も多々あるので、
母は半分寝て横になったまま、
トイレからの無事に戻るのを待つだけなので、
成長は嬉しいです♪
困った時は医師に相談
不安な事は、検診の時にでも
小児科に相談すると良いでしょう。
夜尿症としての専門的意見や治療を進めたい場合は、
直接、泌尿器科に相談する場合もあります。
8歳でも約10%の子供は
夜におしっこが漏れてしますそうです。
成人までには95%近くが自然治癒するので、
あまり焦る必要はなさそうですが、
親は我が子の事って色々と心配ですよね?
私も念の為、かかりつけの小児科医に
話をしてみました。
「夜のおむつが取れない子供は
結構いるから心配しなくて大丈夫よ」
と言われて
ちょっとホッとしました。
「学校、部活などでの宿泊を控えていて心配なら、
薬を処方してあげるわよ!」
と小児科に言われました。
色々な選択肢があると知る意味でも、
医師に相談するのは良い事だと思います。
また、ある程度の年齢になり、
夜尿症として治療を進める場合もあるかと思いますので、
不安な点は医師と相談しましょう。
あとがき
我が家では結果的にその時が来て
自然とおむつが取れました。
待てるなら辛抱強く待つのが
よく言えば自然派向きでしょうか。
あまり心配しなかったけど、
結果オーライとなりました。
この記事が少しでも
皆さんのおむつはずしのお役に立ちますように。
こちらの記事もどうぞ
じゃがいもの芽は毒性!子供要注意!!芽と皮、緑色はサリンみたい?
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