ホットロード★原作のあらすじ読んで懐かしむ

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ホットロード

実写映画化を記念して、
あの懐かしの少女漫画ホットロードについて調べてみました。

ホットロードが25年の歳月を経て、実写映画化決定ですね。
紡木たくが惚れ込んだ『あまちゃん』の能年玲奈が主役だそうでs。
懐かしの名作のあらすじを紹介します。

ホットロードは700万部も単行本が売れた、
漫画家 紡木たく さんの大ヒット作。

1985〜87年にかけて、『別冊マーガレット』に掲載されました。

当時、小学校高学年だった私は、はまりましたね〜。

友達の家に遊びに行って、漫画を読んでいた時代です。笑

一緒に遊ぶのではなく、それぞれ漫画を読む。

漫画喫茶状態です。

さて、今回、実写化で主人公の和希を演じるのは、
『あまちゃん』で一世を風靡した、能年玲奈(のうれんれな)さんですね。

天真爛漫なキャラクターの次は髪を脱色したり、コンパスの針で自分に入れ墨をしたりする不良少女。
こういう役は、やりこなす事が出来れば演技力が評価されますね。

ホットロードの実写映画化は、原作から25年も経っているんですね。
まだ、産まれてもいなかった時代の演技をする訳ですから、能年さん、頑張って欲しいです。

さて、そんなホットロード。

    どんな話しだったけ?

と思われている方もいるとおもうので、今日は原作のあらすじをまとめました。

<ホットロード〜原作のあらすじ>

14歳の主人公,宮市和希(みやいちかずき)は母親と2人で暮らしていた。

和希の母親は離婚協議中の鈴木と不倫をしていた事から、
母から愛されていないと感じ、自分は誰からも必要とされていないのではないか
と不安を抱くようになる。

和希は母親の誕生日に不良になると宣言。
万引きで逮捕された事をきっかけに、女友達から暴走族ナイツに誘われて入る。

ナイツで出会った、16歳の春山洋志(はるやま ひろし)に惹かれて行く和希。
一人暮らしの春山は、高校には行かずにガソリンスタンドでバイトをして生計を立て、
バイクに命をかけていた。

和希は、髪を脱色し、家出もして、学校にはろくに通わないまま、
暴走族の世界へと堕ちて行く。

傷つけ戸惑いながらも、春山の居る世界に自分の居場所を求めていく和希。
そして、春山も和希に惹かれて行くが。。。

春山はやがて、ナイツの総頭となるが、新宿の暴走族、漠統との抗争に巻き込まれて、
一命は取り留めたものの、左半身麻痺となる。

和希はこの事故をきっかけにナイツを抜けて、春山と一緒に生きて行きたいと望む。

                 ★

ホットロードは世間では不良と呼ばれる青年達の葛藤が描かれています。
人間って繊細で臆病で、傷つきたくなくて意地をはったり、強がったりする部分が、
当時の青少年の心に響いたのでしょう。

和希が母の愛をやっと確かめる事が出来たシーンがありますが、
自分が親になった今、あらためて読むと号泣シーンですね。

物語は和希が17歳の誕生日で終わります。

“今日であたしは17才になります 
今までひといっぱいキズつけました

これからはその分 人のいたみがわかる人間になりたい
この先もどうなるか ぜんぜんわからないし 不安ばっかだけど 
ず-っと ず―-っと先でいい 
いつか 春山の赤ちゃんの お母さんに なりたい…
それが 今のあたしの だれにもいってない 小さな夢です

春山洋志 16―18  宮市和希 14―17
あたしたちの道は ずっとつづいてる

ホットロード ”

まずは原作を読み返して、実写映画版に備えたいですね!

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