土星ではダイヤモンドの雨
が降るそうです。
何かとっても詩的ですが、私が造ったのではありません。笑
実は研究結果で発表されたんです。
土星と言えば山羊座の守護惑星。
山羊座の私は「土星」と聞くと、アンテナがピーンと立ってしまいます。^^
今日は、そんな土星とお隣の木星に、
何とダイヤモンドのが浮遊しているという研究発表のご報告★
そして、浮遊したダイアが溶けるとダイヤモンドの雨となるそうです。
それって聞こえは良いですが、実際、ちょっと怖いかもです。笑
(土星の嵐:AP Photo/NASA/JPL-Caltech/SSI)
10月9日に米コロラド州デンバー市で開かれた
米天文学会惑星部会で、米ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが
土星と木星にダイアモンドがある可能性を発表しました。
以前から海王星と天王星にはダイアモンドがある可能性については
研究がなされ、発表されていましたが、土星と木星が今回の研究で追加されました♪
ダイヤモンドの生成には、主成分であるガスの存在や、
完璧な温度と圧力が必要ですが、これらの4つの惑星には
全ての条件がそろっているそうです。
ちなみに木星と土星は巨大ガス惑星(木星型惑星)、
天王星と海王星は巨大氷惑星(天王星型惑星)と分類されます。
海王星と天王星の温度は低いため、ダイヤモンドは固体の状態を保っていますが、
土星と木星の場合は、大気中で固体のダイヤモンドが、
核に近づく程、高温になる為解けて、「ダイヤモンドの雨」となるそうです。
大気中に浮遊しているダイヤモンドは巨大なものではなく、
ほとんどがミリ単位。中には1センチ以上、
大きくて10センチサイズになると推測されています。
面白い事に、土星のダイヤモンドの始まりは、
有機物の腐敗や発酵等によって発生するメタンガスと言う事で、
美しいイメージからかけ離れていますね。
炭素と水素からなるメタンガスは、土星の周りで起こる、激しい嵐の時に、
電光によって分解されます。
炭素がまるで暖炉から出たような真っ黒すすが惑星の核の方に降りて行き、
炭素は鉛筆の芯と同様の、元素鉱物の石墨に変化します。
惑星に近づくにつれ、石墨が高圧力と高温によって小さなダイヤモンドとなり、
水素とヘリウムガスの大気をさまようという事です。
推定では1年に約1,000トンのダイヤモンドが造られているそうです。
木星でも同様の事がおこっているが、土星ほど好環境ではないとのこと。
と言う事で「土星ではダイヤモンドの雨が降る」と言ってしまいました。
木星さん、ごめんね〜
★
今後はこの説がSF化されたりするのでしょうか。
将来的にNASAが土星ダイヤモンド探索ミッションでロボットを送るなんていう事があるかも知れないですね。
またまた、私の守護惑星に愛着が湧いてしまいました♥
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