バドワイザーの汚名? 急性アル中の記事、誤訳です!

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喉が渇いた時の、あの一杯目のビール、

美味しいですよね〜♡

ビールのブランドも国産、輸入と色々ありますが、

アメリカのビールで有名なのは

バドワイザーでしょうか?

そのバドワイザーに汚名が着せられているので

今日はその弁解?に私が登場です。

検索で出て来た記事タイトルは、

【危険】急性アルコール中毒になりやすいお酒No.1は『バドワイザー』!?
米調査結果

私の第一印象は、何故 ビール? 

しかも、ブランド名が限定されてる。。。

記事の内容も、なんだか意味がよくわからない内容でした。

   ビール バドワイザー 汚名

そこで、私は英語でこのニュースを探してみました。

そしたら、メジャーテレビ局のNBCやCBSのサイトから記事がでてきました!

そして、あら、まあ

なんと英語の記事の内容は全く違ったのでした (ーー;)

というわけで、ビール好き、

特にバドワイザー好きの方の為に、

この英語の記事を要約して、簡単に説明をつけますね。

<記事要約>

米ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生学部がおこなった調査によると、

ジョンズ・ホプキンス病院の緊急治療室(ER)に急性アルコール中毒で訪れた

患者がもっとも飲酒していたお酒のブランド名を調査したところ、

1位がバドワイザー。
2位はスチール・リザーブ・モルトリカー
次いで、
コルト45(モルトリカー)
バドアイス(バドワイザーのモルトリカー)
バドライト(バドワイザーのライトビール)
バートンズ(安いウォッカ)

この調査は2010年の4月から2011年の6月の金曜日と土曜日に、

緊急治療室を訪れた患者の中で飲酒をしていた105人を対象に行いました。

患者のほとんどは、黒人男性でした。

今回の調査は、対象とした人数が少数な為、広告や値段が与える影響についての

明確な答えは出しがたいとしている。

ここからが大切です。^^

<説明>

この調査を行った病院はメリーランド州、バルチモア市にありますが、

黒人人口が63%です。低所得の方が多いエリアでもあります。

まず、モルトリッカーですが、アルコール度が一番高いビールです。

値段が安く、1.18リットルも大きなガラス瓶に入っています。

その為、一般的にモルトリッカーはお金があまりない学生や、

低所得のエリアでの消費が高いです。

安いモルトリッカーやウォッカで、あまりお金の無い人や、

生活に苦労やストレスがある人が飲み過ぎて、

この様な調査結果がでてるという感じでしょうか。

では、何故バドワイザー?となる訳ですが、

例えばモルトリッカーの広告は黒人人口が

多い地域をターゲットとしていたりするので、

それに似た要因がバドワイザーにもあるのではないでしょうか?

バドワイザーはスポーツ中継のコマーシャル等で、

必ずと言って良いほど、手の混んだ、センスあるコマーシャルを流しているので、

このエリアでは消費率が高いという事ですね。

この調査は、酒ブランドとその広告や値段の関係を調べるのに

今後役立ちそうだと記載がありました。

つまり、

この調査、記事を見ただけでは、

バドワイザーだから、急性アルコール中毒に
なりやすい 訳ではありません!!!

たまたま、調査を行ったエリアで、
消費率が高いお酒は
バドワイザーでした。

という訳の方が、正しいです。^^

  乾杯

バドワイザーであろうが、どのビールであろうが、ワインでも日本酒でも、

飲み過ぎは良くないのには、変わりありません。

ですので、バドワイザー好きの方は落ち着いて下さいね。

今回はバドワイザーの回し者みたいな

日記になってしましました。

っていうか、バドワイザーの方が、あの汚名記事を見たら、

どう思われるのでしょうか?

訴訟問題ですか?(アメリカ的には、何でも訴訟ですね) ^^;

ちなみに、私は、個人的にもう少しダークなビール好きですが、

どっちかというと、ワインの方が好きです。

では、お後がよろしいようで♪

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