やなせたかし先生を偲んで。先生の1日とアンパンマンのマーチ歌詞。

column

やなせたかし

さんが、先日94歳で亡くなりました。
やなせたかしさんはアンパンマンで始めて本業で超有名になりましたが、
その時は実に54歳だったんですね。

でもずーっと自分のやりたい事を通しつづけ、
成功を手にしたんですね!

そんな、やなせたかし先生の長寿ぶりは、先生の一日の様子から伺えました。
90代でも多忙で健康的だったやなせたかし先生を偲んで、まとめてみました。

               ★

やなせたかし先生の一日は。。。

6時起床

6時半〜7時半 乾布摩擦
  6時半のTVを見ながら軽い体操
  >軽い腕たてふせ 40回
(軽くする腕立て伏せが何と40回とは、恐るべし90代!!)

7時半 朝食
  コーヒー、豆乳、野菜スープ
  トースト半片、オカラ入りパン、うで卵、生ハム、マスタード、
  巣蜜、バナナとパイナップル入りのヨーグルト
(すごい食欲です。朝食をしっかりとるのは良い事ですね^^)

朝食後は、新聞6紙、その他を読む。
(新聞6紙もとっているとはすごいですね。)

10時半まで仮眠
これで頭がスッキリ、仕事脳になるそうです。
(この仮眠が過酷なスケジュールを90代でこなす秘訣でしょうか?)

11時半〜12時半
仕事場(A)でスタッフに指示しながら仕事

12時半〜13時半 昼飯
ほとんど、そば、うどん、そーめん等の和風パスタ系。
日曜日のみ、サンドイッチ、コーヒー、サラダになる。
(和風麺=和風パスタって、ハイカラなお言葉★)

午後3時半〜5時半
  仕事時間だが、インタビューがやたらに多い
(やっぱり、やなせ先生はインタビューを受けるのも仕事の内ですかねぇ。)

午後6時から〜7時半
  仕事場(B)に移動して、ひとりぼっちで仕事
  思案、なげ首、いつのまにかいねむりして、椅子からころげおちたりする。
(一日も終わりに近づくとお疲れになりますよね〜。
まして、そのお年でこれだけ働けば当たり前!
でも、転げ落ちるのは危険では?!)

午後7時半〜8時半
夕食。冬は鍋物が多い。米飯はほんの少し。
野菜が多い。たっぷりと腹いっぱい食べる。
自家製青汁も飲む。
(野菜が多いのが長寿の秘訣だったのかも知れないですねぇ。)

夜12時 入浴してベッドイン
30秒でストンとねむってしまう。
たまに、眠れない日もあるが。。。

とこんなかんじだそうです。

1時半〜3時半の間や、8時半から12時まではプライベートなひとときで
自由に過ごしていたのでしょうか?

それにしても90代の方の1日とは思えない多忙ぶり。

その辺も長生きの秘訣だったのでしょうか。

心不全でお亡くなりになったそうですが、
健康に気遣っていても、人間は寿命があるんですね。(当たり前ですが。。。)

    

皆に勇気と希望を与えてくれるアンパンマンは、
まさにやなせたかし先生の正義感でした。

アンパンマンのマーチの歌詞は、
こどもより大人の方が感動しますね。

何が君の しあわせ 何をして よろこぶ
わからないまま おわる そんなのは いやだ

こんなにシンプルに人生の難しい問題を
子供向け番組の歌の歌詞に込めるとは素晴らしいです。

私も時々自分で歌いながら、考えてしまいます。

やなせたかし先生の正義に対するすべてが込められた、アンパンマンのマーチ。

それは、やなせたかし先生の人生のモットーだったのでしょうね。

94年間の人生で、何が幸せで何が喜びかをわかっていたから、

こうやって後世に認められる終わり方を迎えられたんですね。

やなせたかしさん亡き後にも、この歌は響き続けることでしょう。

長い間のご活躍お疲れさまです。安らかなる眠りをお祈り致します。

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